17.03月の特選奄美俳句5選No.19/2017.04

  • 2017.05.10 Wednesday
  • 09:52

2015年10月から始めている「今月の奄美俳句特選5句」の19回目です。

奄美で発行されている日刊紙・南海日日新聞の文芸欄「なんかい文芸」に掲載された4月26日から4月28日までの四つの俳句グループから出された作品から五句をえらんでいます。(ルビは新聞掲載時の表記に従っています)

 

01. 風光るマングローブの発芽かな      林美津代 

 

02. 夜桜や異界へ続く扉かな         姫椿 

 

03. 無骨なる叔父より届く永良部百合   嘉ひろみ     

 

04. 春眠の汽笛鳴らすや島ばなれ     小川文雄

 

05. 筆先に少し含ませ春の風       福山史乃  

 

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〈評〉

01/ 

02/ 

03/ 

04/「島ばなれ」という表現に感応する。年度末にあたる3月末は別れの季節でもある。転任、卒業、入学…と人生の転機を迎える人が奄美から離れていく。この群島から旅立つのは、航路か空路に限られている。この句は航路による別れの場面を描いている。神戸も港町なので岸壁での別れは実感として分かるが、奄美の人たちにとってこの時期の別れは、人生の大きな節目として、万感胸に迫るものとして神戸よりはるかに大きな意味をもつ。島のひとたちにとって毎日見慣れている入船出船なのだが、この時期の入港・出航は独特の光景と情感をうみだすのである。春眠をさますような汽笛が、別れの季節であることを喚起させている。

 

05/ 

 

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